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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/10/23のドル円相場の考察

昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間では実需勢の参加が細る中、銀行間取引も低調となり、
107円前半で方向感に乏しい値動きが続きました。

海外市場に入ると、ドイツの製造業が予想外に改善したため、世界経済への懸念が後退し、
リスク選好の円売りが再燃、さらにNY時間では米国の新規失業保険申請件数4週平均や
継続受給者数が2000年以降14年ぶりの低水準になったことを背景に
債券利回り上昇に伴うドル買いが強まり、108円を回復する動きとなりました。

この流れで、ボリンジャーバンドの情報ブレイクが置き、その後バンドウォークに伴う力強いドルの上昇で
108円35銭の高値をつけているのが確認できます。

もっとも、MACDを見るとドル買いへの転換は、アジア時間でのMACDとシグナルの交錯後、
ボリンジャーバンドのブレイクに先駆けて起きており、大きな流れとしてはドルの買戻しが底流にあったことが伺えます。

その後、NYの引けにかけては、「アフリカでエボラ熱感染者の治療にあたっていた医師が帰国後、
エボラ熱らしき症状でニューヨークの病院に運ばれた」とのメディア報道を受け、ドルの上値が重くなっています。

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