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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/10/21のドル円相場の考察

昨日のユーロ/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/円相場は、アジア時間から欧州時間にかけて上値の重い展開が続き、
136円前半まで値を下げました。

その後、欧州スタート時に一時的な反発で136円70銭近辺まで値を戻したものの、
滞空時間は短く、すぐに136円前半まで押し戻される動きとなりました。

NY時間に入ると、ショイブレ独財務相が「ユーロの下落は経済を支援」と発言したことや
や欧州中央銀行(ECB)が追加刺激策を講じるとの思惑にユーロ売りが再燃しました。
一部のメディアがECB筋の話として、刺激策の一環として社債の購入を検討していると
報じられたことが材料視されました。

この動きで、ボリンジャーバンドの下方ブレイクとバンドウォークが示現して、ユーロ/円は
135円70銭水準まで下落しました(A)

しかし、その後に別の報道機関から別の関係者がこの報道を否定したと伝わるとショートカバー入り、
136円台を回復する動きとなりました。

MACDを見ると、昨日の東京朝方には売り転換しており、一貫して売り圧力が強いことが確認され(B)
昨日のユーロ/円の下落は、ECBの社債購入報道はユーロ下落のきっかけではあったものの、
基調としてのユーロ安の流れが背景にあったことがわかります。

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