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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/10/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、一昨日のドル急落からは回復したものの、上値の重い展開が続きました。

東京時間は、前日の急落の反動からドルの買戻しが出て、106円台を回復しましたが、
欧州時間に入ると、再びリスクオフのムードが強まり、ドル/円は105円台へと押し戻されました。

NY時間に入り、米国の新規失業保険申請件数が14年ぶりの低水準に減少したことや
米9月鉱工業生産指数が2010年5月来で最大の伸びを示したことを背景にドル買いが再燃、
106円台を回復して引けています。

テクニカルで見ると、大きく拡大したボリンジャーバンドが収縮し、次の動きを模索する形と
なっています。
NYの引けに掛けてのドル上昇で、アッパーバンドに絡んだもののバンドウォークは起きず、
エネルギーをためている状況といえます。
バンドを大きく突き抜ける動きに期待したいところです。

MACDを見ると、欧州時間に一瞬クロスしたものの、ドル買いの流れは続いています。
ただし、これは一昨日のドル売りの調整の流れとも考えられ、再びドル上昇基調に戻ることが
出来るかを今後見極めていく必要がありそうです。

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