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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/7/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間からドルの上値の重い展開が続きました。
101円半ばはすでに上値抵抗が強く、積極的なドル売りは見られないものの、戻りの期待できる状況には
なりませんでした。

欧州時間に入ると、徐々にドル売りが強くなり、NY時間のスタートでは101円06銭まで下落し、
100円台を試すムードが強まりました。

しかし、101円水準は抵抗も強く、その後はドルのショートカバーで101円30銭水準まで値を戻しています。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが見られますが、
急激なバンドウォークとはなっておらず、緩慢なドル売り圧力が続いていることがわかります。
このような場合は逆に、戻りの強さにも欠ける傾向があり、本日もドルの上値の重い展開が続くのかも
しれません。

DMIを見ると、ADXが東京時間から既に上昇を始めており、その後急激に上がっています。
これは、昨日のドル下落がトレンドを伴ったものであることを示しており、現状もまだ高水準にあることから、
ドル売りの圧力が消えていないことを示唆しているといえそうです。

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