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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/6/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え102円台前半で模様眺めムードの
強い動きが続きました。
注目のFOMC声明では、景気判断を引き上げるだろうとの市場の予測に反し、慎重姿勢堅持の
内容となりました。
また、2014年の米成長率見通しを従来の2.9%程度から2.1~2.3%に下方修正し、さらに
フェデラルファンド(FF)金利見通しを引き下げ、中間的な見通しを3月の4%から3.75%程度と
引き下げました。

FOMC後のドル/円相場は、瞬間ポジション調整のドル買いが入り102円38銭まで上昇しましたが、
これは一過性の動きで、予想よりもハト派的な内容だったことに注目したドル売りがその後
優勢となり102円を割り込む展開となっています。

この動きで、ファーストアクションのドル上昇によりボリンジャーバンドを上抜けていますが
騙しに終わり、その後のドル下落で下方向のブレイクとバンドウォークが起きています。

ただし、MACDを見ると、欧州時間にはすでにドル売りサインに転換しており、その後も一貫して
ドル売りを示唆する形となっていることがわかります。
昨日は終始ドルの上値の重い展開だったといえるでしょう。

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