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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/6/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.1%・0.2%)、Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円相場は、102円台半ばでのもみ合いが続く動きとなりました。
欧州時間には対ユーロなどでドル安が進行したことにつられ、ドル/円も一時102円30銭台まで
下値を切り下げる場面が見られたものの、その後のNY時間では米長期金利の上昇や米国株の
堅調な動きなどがサポートとなり値を戻す展開となっています。
新規材料難の中、動きが取りにくい状況が続いているといえるでしょう。

テクニカルで見ても、昨日は相場の膠着が示される形となっています。
東京朝方こそ、0.2%乖離のエンベローブにタッチしていますが(A)、その後は0.1%乖離の
エンベローブにも触りにいけない状況となっています。
通常は0.3%程度の振幅があることが多く、いかに昨日の値動きが鈍かったかが示されていると
いえるでしょう。

また、Williams %Rを見ると、相場が102円40銭割れで-100近い売られすぎとなり、その後の
102円50銭付近までの小幅上昇で、すぐに買われすぎ水準まで上昇してしまっていることが
わかります(B)
これも相場の膠着を示しており、本日も同様の動きが継続する可能性が高いようです。

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