2014/4/17のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。
昨日のドル/円相場は、日経平均が反落して始まったことを受けて、軟調なスタートとなりました。
その後、株価はプラス圏に浮上したものの戻り売り圧力に押されて再びマイナス圏になると、
ドル/円は一時101円85銭 まで下落し、この日の安値をつけました。
国内の短期筋が積み増したポジションを調整するため少しずつドルを売っていた、
また102円水準のオプションが大量にあったなどのうわさもありました。
海外時間に入ると、ドルのショートカバーが先行し、さらにロシア、ウクライナ、米国、
欧州連合(EU)の外相級4者協議がウクライナでの暴力の即時停止を呼びかける共同声明を
採択すると、安全資産の円のポジションを圧縮する動きとなり、ドル/円は102円半ばまで
値を戻す動きとなっています。
テクニカルには、非常に微妙な水準まで値を戻しています。
先行スパンの雲が上値を抑えており、この雲に突入できるかどうかが注目されます(A)。
また、遅行スパンはローソク足とクロスしており、本日は陽転するでしょうが
その後は再陰転のリスクが高く、この後の展開が読みにくい形状といえます(B)。
Williams %Rも中立水準まで値を戻してきており、方向性が出ない状況となっています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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