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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/4/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方はドルが底堅い動きを見せたものの、
その後は上値の重い展開となり、じりじりと値を消し、欧州時間には
前日の安値を下回る動きとなりました。

NY時間に入ると、米国の先週分新規失業保険申請件数が市場予想を下回り
2007年5月以来の低水準となったほか、失業保険継続受給者数も2008年1月以来の
低水準となったことでドル買いが優勢となり、101円97銭まで値を戻しました。
しかし、その後米国株が大幅に下落すると、ドル/円もそれにつられる形で下落し
101円33銭の安値をつける動きとなり、安値圏でNYの取引を終えています。

テクニカルに見ると、相場はボリンジャーバンドのロアーバンドに
絡みながら動いているものの、明確なバンドウォークは観測できず、
相場の下落に強い力は感じません。

また、NY終盤に価格は安値を更新したものの、RSIは右肩上がりとなっており
ダイバージェンスが形成されています。

本日は、週末ということもあり、101円水準を維持できれば、ショートカバーでの
ドルの戻しが期待できるかもしれません。

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