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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/4/4のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

先週のドル/円相場は、新年度入りで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や
本邦機関投資家による外貨建て資産への投資増額の期待感が高まったことや
米国の景気回復への期待感が高まったことなどを背景に、ドルは一貫して上昇基調をたどり
一時104円13銭まで上昇しました。

しかし、週末発表の米雇用統計が、予想をやや下回ったことで利食いのドル売りが活発となり、
ドル/円は103円台前半まで押し戻される展開となっています。

しかし、週末に大きな陰線となったもののテクニカルにはまだドルの上昇基調を維持している
形状となっています。
先行スパンの雲を先週クリアに上抜けており、現状も雲の上の水準を維持しています。
遅行スパンもローソク足の情報に位置しており、転換線も基準線を上回っていることから、
三役好転の強気相場を維持しているといえます。

また、MACDを見てもプラス水準でMACDがシグナルを上回り右肩上がりになっていることで、
ドルの上昇力が続いていることを示しています。

今週は日銀の金融政策決定会合や、G-20財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、
各国の金融政策の行方に注目が集まりそうです。

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