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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/4/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、本日発表の米3月雇用統計が米国の労働市場の改善継続を示すとの
観測が強まり、連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)縮小を現在のペースで
継続するとの思惑を受けたドル買い、根強い日本の追加緩和観測を受けた円先安感が
相場をしたささえする動きとなりました。

この流れで、ドルは一時104円12銭まで上昇しています。
しかし、その後は米3月ISM非製造業総合景況指数が予想を下振れしたことで伸び悩み
103円台に押し戻されて引けています。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドのアッパーバンドの絡みながら動いてきており、
相場の底堅さが伺えます。
しかし、バンドの上抜けがバンドウォークにつながる動きではなく、上値も詰まってきている
印象です。

さらに価格は高値を更新する動きの中、RSIが切り下がりを見せダイバージェンスが
発生していることも、ドルの上値の重さを示しているように見えます。

本日は、NY時間に米雇用統計の発表を控え、東京時間は上下ともに押さえられた
小動きが続きそうです。

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