2014/4/1のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
昨日のドル/円相場は、終始堅調な足取りを続けました。
朝方発表された日銀短観では、大企業製造業の状況判断DIがプラス18と
5四半期連続で改善したものの、注目された大企業製造業・業況判断DIの先行きは
プラス8となり、市場予測を大幅に下回りました。
これを受けて、日本の追加緩和への期待が続き、円は軟調地合いをたどっています。
海外市場では、米供給管理協会(ISM) が発表した3月の製造業景気指数が
上昇したのを受け、一時103円71銭と 、1月23日以来の高値を付けました。
テクニカルで見ても、相場はボリンジャーバンドのミッドバンド(25時間移動平均)を
上回って推移しており、海外時間ではアッパーバンドに絡むなど、
ドルの堅調さが示唆されています。
ただし、RSIは高値圏に張り付いており、短期的には調整は入ってもおかしくはない
状況といえます。
週末の雇用統計前に調整が入るのか、雇用統計を受けて大幅な変動となるのか、
ここからの動きは慎重に見極める必要があるかもしれません。
提供: FXトレーディングシステムズ
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