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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/3/31のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、日本の期末であったものの大きな影響はなく無難な動きとなりました。
日本時間の仲値に向け、ややドル買いが入ったものの大きな上昇にはつながらず
102円後半での動きが続きました。

海外時間に入ると、ウクライナ危機懸念の緩和、中国の追加景気刺激策の導入期待に
円売りが一時優勢となり103円台を回復したものの、その後は予想を下振れた米国の
3月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)やイエレンFRB議長の「米国の量的緩和は当面継続する
可能性が高い」とのハト派発言を受けたドル売りに上値を抑えられる動きとなりました。

もっとも、一目均衡表ではドル買いの流れがはっきりとしてきています。
選考スパンの雲を昨日実体で上抜けており、ドル買い環境に入ったことが示されています(A)

また、遅行スパンの陽転しており、これもドルをサポートする動きとなっています(B)
もっとも、今週はローソク足と遅行スパンの関係では、ややドルが下方向への圧力を受ける
可能性もあり、動向を見極める必要がありそうです。

また、RSIを見ても先週末からのドルの上昇でも中立の50水準までしか回復しておらず、
明確方向性を感じないものとなっています(C)

週末には米雇用統計を控えており、単純にドル買いと決め打ちするにはまだ早いかもしれません。

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