2014/3/6のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円相場は、アジア時間はECB理事会を控え模様眺めムードが強く、
1.37ドル前半での小動きが続きました(A)。
注目のECB理事会では、政策金利の据え置きを決定したほか、
14年度の成長見通しを上方修正し、これを受けてユーロの買い戻しとなりました。
さらに理事会後のドラギECB総裁の会見で、
「ECBは証券市場プログラム(SMP)に絡む不胎化措置を打ち切る理由を見出さなかった」、
「インフレは16年10-12月期に1.7%まで加速」との発言があり、
市場の追加緩和観測が後退し、ユーロのショートカバーが加速する展開となりました。
この流れで、ボリンジャーバンドを上抜けし強いバンドウォークが発生、
一気に1.3873度まで上昇しています(B)。
もっとも、MACDを見ると膠着していた東京時間午後にはすでに買い転換を示しており、
その後の上昇を先どって示唆するものとなっていました(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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