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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/3/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間からドルの買い戻しが進む展開となりました。
朝方の取引では、ウクライナ情勢の緊迫化によるリスクオフムードが広がる中、
米10年債利回りが約1カ月ぶり水準まで低下したことや日経平均の下落を嫌気し、
一時101円40銭まで下落したものの、101円前半は約1カ月ぶりの水準となるため、
実需勢のドル買い需要が強く、こうした実需玉に下値を支えられて、じりじりと値を戻す動きとなりました。

海外時間に入ると、プーチン大統領が軍事演習のため
ウクライナとの国境付近のロシア西部に展開していた部隊に対し、
基地への帰還を指示したことや、ウクライナにおける武力行使は最終手段だと発言したことで、
ウクライナをめぐる東西の緊張が軍事衝突につながるとの恐怖感が和らぎ、
ドル/円は買い戻しが続き102円台を回復しました。

東京時間に朝方以降平均足は陽線を続けており、パラボリックも買いサインを出し続けていることから、
ドルの買い戻しの勢いが強かったことが伺われます。

また、MACDも昨日の海外市場で買い展開して以降、一貫して買いサインを続けており、
これもドルの買い戻しの勢いを裏付けるものとなっています。

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