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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/2/26のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド
MACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を受けたユーロ売りに始まり、
ウクライナのデフォルト(債務不履行)懸念、また「プーチン露大統領が西部軍管区で緊急軍事演習の実施、
および戦闘対応能力の点検を命令した」との報でロシアの地政学的リスクの上昇などを背景に
ユーロ売りが強まり1.3731ドルから1.3662ドルへ下落する展開となりました。

米国1月の新築住宅販売件数が予想外に5年ぶりの高水準に改善したことも
ドル買いに拍車をかける要因となりました。

アジア時間では模様眺めの小動きが続きましたが、NY時間からのユーロ売りで急変動し、
ボリンジャーバンドのロアーバンドを下抜け、強いバンドウォークが出現しています。

MACDは、一昨日既に売り転換しており、アジア時間の横這いの動きでも買いに転ずることなく、
NY時間の下落に先駆けてユーロ売りを示唆していたと言えるでしょう。

NYの引けにかけてのユーロのショートカバーでMACDも転換の兆しを見せており、
本日の東京時間での動きが注目されます。

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