2014/2/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円は、日経平均が寄り付きで1万5000円を回復し、
その後200円を超える上げ幅となったことを好感してドル買い優勢になり、
一時102円63銭まで上昇しました(A)。
しかし、高値では輸出勢の売りが流入したほか、
午後になるとウクライナ情勢に対する懸念からクロス円が伸び悩んだことを背景に、
ドル/円の上昇は失速し102円30銭を割り込む動きとなりました(B)。
午後の下落の前には、MACDが先行して売り転換していることが確認できます(C)。
海外時間に入ると、弱い消費者信頼感指数を受けて
米国債利回りが低下したことを背景に、ドル/円は下落する展開となりました。
コンファレンス・ボードが発表した2月の消費者信頼感指数は78.1と、
月の79.4(改定値)から低下し、エコノミスト予想の80.0を下回りました。
10年物米国債利回りは一時、2.7%まで低下しています。
この流れで、ボリンジャーバンドをクリアーに下抜けし、バンドウォークが形成され、
一時102円割れを試す動きとなりました(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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