2014/1/28のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。 |
昨日のドル/円は、緩やかなドル上昇基調を続け、海外市場では本日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
金融緩和縮小の追加が期待されたこともドルの支援材料となりました。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)が毎月の債券購入額を2月から100億ドル減額することを決定し、
計650億ドルとすると期待しています。
また、本日は早朝にトルコ中銀が金流利上げを行い、これを受けてドルが上昇し103円台を回復しています。
テクニカルで見ても、ドルの持ち直しの動きが伺えます。
昨日は終値ベースで先行スパンの雲を上抜けてきており、やや安心感が出ています(A)。
遅行スパンとローソク足の関係を見ても、今週はドルが上に引き上げられる力が働いており、
もう一段の上値が期待できるかもしれません(B)。
Williams%Rもまだ中立水準までの戻りにとどまっており方向感が出ていませんが、
上昇余地が残っているということもできるでしょう(C)。
ドルの戻りの目処は、1月2日の高値からの50%戻しである103円60銭レベル、
もしくは61.8%戻しである104円05銭レベルがターゲットと言えそうです(D)。
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