2014/1/27のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)、MACDを表示しています。 |
週明けのドル/円相場は、先週末のドルが急落した流れを引き継ぎ、東京朝方に101円77銭まで下げ、
2013年12月6日以来の安値をつけました。
個人投資家からのまとまったストップロスが持ち込まれたとの見方もありました。
しかし、その後は本邦輸入業者のまとまったドル買いが見られるなど、ショートカバーが優勢の展開となり
102円台での戻り基調の相場が続きました。
海外市場でもドルの底堅さは続き、12月の新築1戸建て住宅販売が前月比7.0%減と予想を下回ったことで
ドルの上値が抑えられる局面があったものの、総じてドルはしっかりとした動きとなりました。
市場では、FRBは28・29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、債券買い入れ規模をさらに毎月100億ドル減らして
650億ドルにすることを決めるとの予想がでており、これがドルを下支えする要因となっていました。
テクニカルで見ても、ドルがしっかりとした動きを続けていたことが確認できます。
平均足やパラボリックを見ると、海外時間で下押しで一時的に陰転しているものの、
基調はドル買いであったことが分かります。
またMACDを見ても、同様に一貫してMACDがシグナルを上回っており、
NY時間に一時転換したもののすぐに再転換して売りサインが騙しであったことが確認できます。
もっとも、昨日の動きは、先週末の反動の調整的な動きとも考えられ、
103円を超えてドルが上昇基調に戻るにはまだ不安要素が多いように思われます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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