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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/1/20のドル円相場の考察

昨日のNZドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、NZドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、米国がキング牧師誕生日のため金融市場が休場となっており、為替相場も全般に
模様眺めムードの強い動きとなっています。

NZドル/円も85円台後半で小動きとなっています(A)

ただし、NZドル/円は一昨日の下落の反動もあり、小動きながらも底堅い動きとなり
86円を回復する流れとなっています。

DMIを見ると、一昨日が相場の下落に合わせADXが急上昇を見せており、
この下落が強いトレンドとなっていたことが分かります。

しかし、ADXは昨日は急速に下落しておりトレンドを失い調整局面に入ったことが示唆されており、
この動きは相場の反発と整合するものとなっています。

その後、今朝方NZドルが急上昇する動きとなりました(B)

これは、NZの昨年第4・四半期の消費者物価指数が前年比1.6%上昇し、
事前予想の1.5%上昇を上回ったことで、NZ準備銀行が早期に利上げするとの見方が強まったことに起因しています。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜けバンドウォークを形成しつつありますが、
このバンドウォークが続くかどうかの見極めが必要であり、ADXが再度上昇するのかどうかが注目されるところです。

提供: FXトレーディングシステムズ
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