2014/1/7のドル円相場の考察
現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、一昨日のドル売りで104円を割り込んだものの下値が堅かった流れを受けて、
朝方からドルを買い戻す動きとなりました。
本邦輸入企業が、ドルの押し目で淡々とドル買いを入れてきているとの指摘があります。
海外市場では、米国の貿易赤字が4年ぶりの低水準となったことを好感してドルが全般的に上昇しましたが、
ドル/円での影響は少なく105円を目指す動きには繋がりませんでした。
テクニカルで見ると、相場の変動が小さくなっていることが分かります。
昨日の動きは上昇時には0.3%乖離のエンベロープで上値を止められており、
下値に至っては0.1%乖離のエンベロープが抵抗となっています。
通常は0.3%~0.5%程度の乖離のなかを動きていることを考えると、相場の膠着感が伺われます。
もっとも、上値の乖離の方が大きいことから、昨日の相場はドル買い方向にやや傾いていたと言えるでしょう。
MACDを見ても、昨日の朝方買い転換した後、一貫して買い状況となっており、
水準的にも海外市場ではゼロ水準を上回ってきていることから、ドル買いが優勢となりつつあることが確認出来ます。
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