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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/20のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

先週のドル/円相場は、18日のFOMCでテーパリング(資産購入プログラム850億ドルが100億ドル縮小されて
750億ドルに減額された量的緩和縮小)が決まったこと、12月の日銀短観が改善(大企業製造業:+16)したこと、
日本の11月の貿易赤字が-1兆2928.67億円まで拡大したことを受けて上昇し、一時104円60銭をつけました。

週明けの昨日は、東京市場休場ということもあり、利益確定のドル売りに上値を抑えられ、104円を割り込みましたが
下値も堅く海外市場でドルが買い戻されています。

テクニカルで見ると、先週再び高値を上抜いたことでドルの上昇基調は維持されていることが分かります。

一目均衡表の三役好転は続いており、上値を抑えるものは見当たりません。

大きなドル上昇の流れが継続しているように見えます。

ただし、価格に上昇に対してRSIは下落基調にありダイバージェンスが観察できます(A・A’)

トレンド相場のときにはオシレーター系指標が有効に機能しないことはよくあることで、
現状もダイバージェンスが直ちにドルの反落を意味するものではありませんが、
相場が過熱しつつあることは確かであり、調整的なドル反落リスクも認識しておく必要があるように思われます。

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