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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、18日のFOMCでテーパリング(量的緩和縮小)が決まり、
同時にフォワードガイダンスが強化されたことでリスクオンとなって円売りが加速、東京時間の早朝に
2008年10月以来の高値となる104円37銭まで上昇しました。

その後は、利益確定のドル売りに上値を抑えられましたが、104円を挟んだ高値持ち合いが続く展開となりました。

海外市場でもテーパリングを受けた米国債利回りの上昇が下支えする形で、ドルが堅調に推移する動きを
続けています。

テクニカルを見ると、FOMC後の急騰で強いバンドウォークが観察されましたが、
その後は調整局面でのバンドの縮小が見られています。

ただし、バンド縮小後に横這い推移となっており、次にブレイクした方向へ大きく動き出す可能性が強くなっています。

MACDを見ると、昨日の東京時間に既にドル売りに転換していることが分かります。

現状はドル急騰後に調整局面と考えると、このMACDの動きと整合するため、ボリンジャーバンドのブレイクは
下方向に来るのかもしれません。

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