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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/17のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を翌日に控え警戒感が強まるなか、
ポジション調整の円買いが進む展開となりました。

今回のFOMCでは、大きな政策変更はないとの見方が一般的ですが、米連邦準備理事会(FRB)が
来年第1・四半期にも実施が見込まれる量的金融緩和の縮小開始に向けた地ならしに着手する可能性が
あるとの見方もあり、不透明感が増しています。

また、昨日はNY時間の朝方に発表された11月の米消費者物価指数は前月から横ばいで、
市場予想の0.1%上昇を下回ったため、市場の一部にはFOMCがフォワードガイダンス(将来の政策指針)を強化し、
超低金利の長期継続を強調するのではないか、との見方も浮上したことでドル売りが進む展開もありました。

この流れで、ローソク足はボリンジャーバンドを下抜けバンドウォークが示現し102円半ばまで下落しています(A)

その後もドルの買い戻し意欲は弱く、RSIを見ても低位を横這いで推移しており、FOMCの結果を見るまでは
大きな動きは期待しにくいのかもしれません。

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