2013/12/6のドル円相場の考察
先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。 |
先週のドル/円は、週前半に103円38銭まで上昇したものの、
その後は日米株式市場が反落したことで、リスク回避の円買い圧力が高まり、
一時101円63銭まで売られる場面がありました。
しかし、週末の米雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、
12月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入プログラム縮小観測が高まり、
ドルは102円台後半まで戻す展開となっています。
テクニカルで見ても、先週末の大陽線で下落を大きく取り戻しており、相場に強さが見られます。
一目均衡表では、三役好転に変化はなくドルの上昇の流れが続いています。
先週の高値103円38銭を上抜くことが出来れば、もう一段のドルの上昇が期待されることとなりそうです。
しかし、逆に先週の高値を抜けきれず、先週の安値101円63銭を下抜いてしますと調整色が強くなり、
下落が加速する可能性があります。
その場合の目処は、10月25日の安値から先週の高値の38.2%戻しである100円90銭レベル、
さらに下落した場合は50%戻しの100円15銭レベルが考えられます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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