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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/5のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドル相場は、欧州中央銀行(ECB)の理事会や本日の米雇用統計を控え調整的な動きが
先行する展開となりました。

ECB理事会では金利が据え置かれる可能性が高かったものの、
その後のドラギ総裁の発言に注目が集まっており
、欧州時間では調整におユーロショートカバーが先行する動きとなりました。

この動きでボリンジャーバンドのアッパーバンドを抜ける動きがありましたが
一過性に終わりすぐに押し戻されています(A)

その後NY時間に入ると米国の第3四半期の国内総生産(GDP)改定値や新規失業保険申請件数が予想を
上回るとドルが上昇する動きとなりましたが、

ドラギ総裁がユーロ圏での低インフレが長引く可能性には言及したものの、
下振れリスクは強調しなかったことを受けてユーロが買い戻される展開となりました。

先行したドル買いでユーロ/ドルはボリンジャーバンドのロアーバンドを下抜けましたが、
その後のユーロ買いで逆にアッパーバンドを突き抜ける動きとなっており、
上方へのバンドウォークが発生することとなりました(B)

MACDを見ると、一時的にユーロ売りサインとなったものの、すぐに反転しており、
ほぼ一貫して右肩上がりでユーロ買いの状況を示唆する動きとなっています(C)

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