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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、5日に欧州中央銀行(ECB)理事会、6日に米雇用統計など重要イベントを控え、
調整の円買いが進む展開となりました。

特に、雇用統計の結果次第で、米緩和の早期縮小観測が高まることへの警戒感が強かったと言えそうです。

また、連日で徐々に下落幅を広げる米国株の動きも為替相場の調整を後押しした面もあったと指摘されます。

テクニカルで見ると、東京時間には既にドルの反落を示唆する動きが観察されます。

価格は東京午後に一段高となり高値を更新しているものの、
RSIは水準を切り下げダイバージェンスが確認できます(A・A’)

また、価格上昇の際にボリンジャーバンドのアッパーバンドのタッチしに行っていますが、
バンドの拡大は見られず相場に勢いがないことも反落の可能性を示していると言えるでしょう。

その後海外時間での下落では、ボリンジャーバンドが拡大を伴って、価格の下抜けを見せており、
バンドウォークが確認できます(B)

もっとも、バンドの拡大も急激なものではなく、このバンドウォークも緩やかに進んでいるため、
下落に強い勢いはなく、調整の動きの範囲内であったと判断されます。

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