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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/11/22のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

先週のドル/円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、経済の改善に伴い、
月額850億ドルで実施している債券購入の規模を「数カ月内」に縮小する可能性があるとの認識が示され、
QE縮小時期の前倒しへの期待感が再燃したこと、日米の株式市場が堅調に推移したことなどを
材料に上昇しました。

週末には、一時7月8日以来の高値となる101円36銭まで上値を伸ばし、高値圏で週を越えています。

テクニカルで見ても、一目均衡表では①相場が雲を上抜けており、②転換線が基準線を上回り、
③遅行スパンが26日前の価格を上回っているという、「三役好転」と呼ばれる強気相場に入っていることが
確認できます。

ただし、価格が上昇を続けているものの、RSIが上げ渋る動きとなっており、
ダイバージェンスが起きてきています(A・A’)

ダイバージェンスは反転の可能性を示唆しており、短期的な調整リスクが意識されるところです。

もっとも、今週はビッグイベントがなく、米国市場は28日が感謝祭で休場となることもあり、
マーケットは閑散な取引となって動きにくい展開となる可能性も高そうです。

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