2013/11/21のドル円相場の考察
現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日は、10月米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、量的金融緩和の縮小が予想より早く始まる可能性が
示されたことが材料視され、7月10日以来の高値となる101円15銭をつける展開となりました。
10月のFOMC議事録では、毎月の米国債などの買い入れ縮小に関し、経済状況が正当化すれば、
今後数回の会合のうちの1つで着手する余地があるとの米金融当局者の見方が示されています。
テクニカルで見ると、昨日のドルの上昇は二つの局面に分けることが出来ます。
一つ目は、東京時間の上昇で、これはバンドウォークを伴った強い上昇力を感じさせるものです(A)。
しかし、このバンドウォークはロアーバンドが反転した19時にはいったん終了しているものと考えられます。
その後の上昇は次の局面と言え、この上昇はそれまでの強い上昇力の余力での緩やかな上昇と言えるでしょう(B)。
そのため、この上昇が続くNYの引けにかけてMACDは既に売り転換しており、目先は調整に入る可能性が
示唆されています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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