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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/11/01のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

週明けのドル/円は、東京市場が休場のなか、高値圏でのスタートとなりましたが、
上値は重く、小動きながら徐々に押し戻される展開となりました。
欧州中央銀行(ECB)が7日の理事会で利下げを決めるとの観測もあり、
ユーロに注目が集まってドル/円は蚊帳の外で膠着する動きとなっています。

ただし、テクニカルで見ると変化の兆しが見えます。
一目均衡表の先行スパンの雲を上抜ける動きが出てきており、今後のドル上昇に期待がかかります。
もっとも、昨日はスタート時には雲を上抜けたものの、引けにかけては雲のなかへ押しも出されており、
クリアーに雲を抜けることができるかが注目されます(A)

遅行スパンがローソク足を上抜いてきており、8月後半に陰転して以来の転換で、
こちらもドル高を期待させる状況です。ただし、こちらもローソク足との関係を見ると、
今週はドルを下に押し込む力が感じられ、このままドル上昇へとつながるのか疑問が残ります(B)

Williams%Rも高値圏にあり、調整の可能性を野示していることから、
目先明確なドル上昇とはならずに神経質な展開が続き可能性も高そうです(C)

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