2013/10/31のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、アジア時間では方向感がなく1.37ドル前半での小動きとなっていました(A)。
前日のNY時間にMACDは陰転しており、上値が重いムードはありましたが、
相場の動きは緩慢なものとなっていました。
欧州時間に入りユーロ関連の経済指標が出ると相場はユーロ安に反応し始めました。
ユーロ圏の10月の消費者物価指数(CPI)がほぼ4年ぶりの小幅な上昇にとどまったほか、
9月の失業率は12.2%と8月の改定値と同じ過去最高水準にとどまったことで、
欧州中央銀行(ECB)に景気回復を後押しする政策対応を迫る内容といえます。
ECB理事会は11月7日に開かれますが、これら指標で追加の金融緩和策を実施するとの見方が強まりました。
この流れでユーロはじりじりと売り込まれ、非常に緩やかなバンドウォークを伴って1.3582ドルまで下落しました(B)。
1日の下げ幅としては4月中旬以来の大きさとなっています。
MACDを見ても前日の陰転以降、一貫してユーロ売りのサインを続けていたことが確認できます(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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