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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/11/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.1・0.3%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間は正午のNHKニュースで、トヨタ自動車が営業利益予想を上方修正する方針を
固めたと伝えたことを受け、日経平均株価がプラスに転換したことで、円売りの動きが優勢となり、
一時98円後半まで上昇しました。
この局面で0.3%乖離のエンベロープ・アッパーラインへ達しています(A)

しかし、この水準では輸出企業の売りが目立っていたとの指摘があり、上値も限られたものとなりました。

海外市場に入ると、ドル/円は手掛かり材料難で底堅さはあるものの鈍い動きを続けました。
下値は25SMAで支えられ、上値は0.1%乖離のエンベロープに抑えられるという膠着した相場が続いています(B)

MACDを見てもやや右肩上がりながらMACDとシグナルが交錯し続けており、
相場に方向感がないことを示唆しています(C)

本日は、日経平均株価が上げ幅を拡大すれば、10月17日以来の99円回復となる可能性も出てきそうですが、
今晩の第3・四半期米GDP速報値、明日の10月米雇用統計の発表を控えていることもあり、
全般的に模様眺めムードが強まることが予想されます。

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