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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/30のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間から欧州時間にかけて、連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表をにらみ
98円前半膠着した動きを続けました。

この間、小動きながらも価格はじりじりと上昇しましたが、RSIは軟化を続けダイバージェンスを形成し、
いつ反転上昇してもおかしくない動きを見せましたが、
NY時間にはもう一段ドルの下押しが見られる動きとなってしたいました。

注目されていたFOMCの声明では、経済見通しのリスクとして挙げられていた金融市場の引き締まりに関する文言が
削除されたほか、前回会合から住宅ローン金利が低下したことを受け、
住宅ローン上昇への懸念にも言及しなかったことで、予想よりもハト派的トーンが後退したと受け止められるものとなりました。

これを受けて、株・債券がともに売られる一方、ドルは値を上げ、
ドル/円も約2週間ぶりの高値となる98円67銭まで上昇しました。

この上昇でボリンジャーバンドを一気に上抜けましたが一過性の動きに終わりバンドウォークには繋がらず、
このドルの上昇の勢いも強くないことが伺われるものとなっています。

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