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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

週明けのドル/円は、朝方円安に振れる展開となり、前週末の終値からマドを開けて取引を開始しました(A)
買いの主体は海外短期筋で、ショートカバーやストップの買戻しを狙った買いとの指摘があります。

その後は、ドルが底堅い動きながらも、値動きは小さく膠着した流れが続きました。
ドル/円の1カ月ボラティリティは低下基調をたどって、足元では8%前半の年初来最低水準にまで下がってきており、
方向性を見出せない状況が伺えます。

米商品先物取引委員会(CFTC)が前週末に発表したIMM通貨先物のポジション残は、
投機筋によるドル買い越しが2月19日終了週以来の低水準に減少していますが、
円の売り持ちも9月24日時点の9万2818枚から8万2324枚と縮小が目立っており、
ドル・円ともに敬遠されている様相となっています。

海外市場に入ってからも、ドル/円の方向感は出ずに97円後半での小動きを続けており、
MACDを見ると朝方はドル買いシグナルであったものが、
交錯しNYの引けにかけて売り転換していることが確認できます(B)

ドル/円は、目先明確な方向性が出ない状況で神経質な取引が続きそうです。

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