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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日週明けのドル/円は、期待されていた米財政協議の暫定合意がなされなかったことを受けて、先週末よりややドル安水準でのスタートとなりました。
東京市場が体育の日で休場、NY市場がコロンブスデーで株式市場が休場となっており、全般的に模様眺めムードが強い展開のなかドル/円は軟調な動きを続けました。
海外市場では、一時98円割れを試す展開となりましたが、下値では買い意欲も強く、その後反発に転じています。

NY時間の午後になると、米民主党のリード上院院内総務が、共和党のマコネル上院院内総務との協議で債務上限と政府機関再開をめぐり「大きな前進」があったとの認識を示したことで、ドル/円は上昇し、98円台後半へ回復しました。

テクニカルで見ると、昨日はボリンジャーバンドのロアーバンドを下支えとしながらも強い勢いはなく推移し、その後のドル上昇では一気にアッパーバンドまでタッチしに行きましたが、ここからバンドウォークを形成するには難しい形状となっています。

MACDは、昨日一貫して売りサインであったものがNY時間の展開しているため、流れはドル買いに傾いているといえます。
しかし、ボリンジャーバンドの形状も併せて考えると、ドルは底堅いながら急騰するムードにはなく、まだ神経質な動きが続きそうに見えます。

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