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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)RSIを表示しています。

昨日のドル/円は、米財政協議進展に対する期待感からドルを買い戻す動きが優勢となりました。
東京時間からドルの買い戻しが続き一カ月ぶりの高値である97円台後半へ上昇しました。
海外時間では米新規失業保険週間申請件数が、約半年ぶりの高水準に達したことを受けて、一時的に下落する局面もありました(A)が、米国のデフォルト(債務不履行)回避に向けた連邦政府債務の法定上限引き上げに関して米議会が合意に達するとの期待感が続き98円台を回復しています。

米新規失業保険週間申請件数を受けた下落時以外では、パラボリックは終始買いサインを続けており、市場に期待感の強さが伺われます。

もっとも、東京時間から価格は上昇し続けているにもかかわらず、RSIは切り下がっておりダイバージェンスを形成し、ドルの下落を示唆しています(B・B’)
NYの引けにかけては、オバマ大統領が共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否したと一部で報道されたという材料があったものの、このダイバージェンスが示すようにドル/円は98円割れへと反落しています。

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