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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円は、朝方にオバマ米大統領が次期連邦準備理事会(FRB)議長にイエレン副議長を指名する見通しとなったと伝わったことで金融政策への不透明感が軽減されるとの見方からドルが買い戻されました。
さらに米財政協議進展に対する期待感も相場を押し上げ、一時97円45銭まで上昇する展開となりました。
この動きで小さいながらもバンドウォークが見受けられています(A)

その後は欧州時間にドルの上値の重い動きが続きましたが、NY時間に入ると徐々に値を戻し、9月17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で量的緩和策の縮小開始見送りを決めた投票結果が「接戦」だったことが明らかになったことを受け、97円65銭水準まで値がはねたものの(B)、97円台後半からは売り意欲も強く97円半ばでNYを引けています。

NY時間の終りにかけては、価格の上昇とRSIの下落というダイバージェンスが見られ、ドルの反落が圏年されましたが、その後RSIが上昇に転じダイバージェンスが騙しに終わったことにより、目先はドルが底堅く推移するのかもしれません(C・C’)

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