2013/10/07のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、米議会の財政協議がこう着状態に陥っていることを嫌気して終始ドル軟調な展開となりました。
NY時間の始まりに米国株の下げ渋りや米長期金利の下げ一服からドルが買い戻されて97円台を回復する局面もありましたが、ドルの下げ基調は続いており、一時96円79銭と8月12日以来の安値を付けました。
米政府機関の一部閉鎖は7日目となり、債務の法定上限引き上げの期限とされる17日も迫りつつありますが、与野党間に合意に向けた歩み寄りの兆しは見られず、非難合戦が続いています。
この状態が長引けば米景気回復に対する悪影響が及び、連邦準備理事会(FRB)の資産買い入れ縮小の開始が遅れるとの懸念が徐々に広がっており、ドルを圧迫する要因となっています。
テクニカルで見ても、昨日は一貫してドルが軟調だったことが確認できます。
平均足はNY時間の一時反発以外陰線を終日続けており、パラボリックも同様に売りサインが続いています。
MACDを見てもNY時間のドル反発で陽転したものの騙しに終わり、すぐに再陰転しており、ドルの基調が弱いことを示唆しています。
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