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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/9/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

[拡大画像はこちら] チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間は99円台前半での模様眺めの動きを続けました。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで積極的な売買は見受けられませんでした。

欧州時間に入ると、下値を支えていたサポートライン(A)を割り込んだことで、98円70銭水準までドルが落ち込み、小さなバンドウォークが起こっています。
もっとも、この下落圧力は強くなく、FOMC待ちのムードにも変化がなかったため、その後は98円後半での小動きとなりました。

注目のFOMCでは、月850億ドル規模の量的緩和と事実上のゼロ金利政策を現状維持することを決定。
市場では量的緩和の縮小観測が強まっていたことから、サプライズの内容となり、ドルは対主要通貨で売りが加速し、ドル/円相場は一時97円76銭と、8月29日以来の高値を付けました。
ここでは、急激なボリンジャーバンドの拡大が見られ、下落エネルギーが強かったことが伺えます(B)

DMIをみても、このドル急落時にはADXが急速に上昇しており、強いトレンドを形成していたことが確認できます(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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