2013/7/22のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
週明けのドル/円相場は、21日投開票の参院選で、自民・公明の与党が圧勝して安定多数を確保したことを受け、未明のマーケットで、薄商いの中、円安に振れました。
しかし、東京市場が始まると、利食いの動きが強まりドルは下落する動きとなり、100円ちょうどを下回る水準にあったストップロスを巻き込んで下げ幅を拡大し、99円60銭まで下落しました。
この動きでボリンジャーバンドを下抜けたもののバンドウォークには繋がらず、すぐに反発に転じています(A)。
売り一巡後、欧州が参入し、ドルは数回100円台を回復しましたが、100円台での滞空時間は短く、上値の重い展開が続きました。
NY時間では、6月の米中古住宅販売戸数は前月比1.2%減の年率508万戸と予想外の減少を示したことを受け、ドル売りが加速し、一時99円28銭の安値をつけました。
99円半ばを割り込む動きで、小さなバンドウォークが示現しましたが、短時間で押し戻されており、押し目買い意欲を感じさせるマーケットとなっていました(B)。
DMIを見ると、ADXが一貫して上昇しており、昨日のドルの下落が緩やかながらしっかりとしたトレンド形成となっていたことが分かります(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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