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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/7/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、パラボリック(Parabolic)MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、朝方こそNYの流れを受けて下落し99円前半まで押し戻されましたが、その後は一貫して値を上げる展開となりました。
本邦機関投資家が、ドルの下値を支える動きを見せており、また欧州時間に入ってからは株式市場が堅調なことを好感したドル買いが見られました。

NY時間に入ると、米国の6月新築住宅販売件数が予想を上回り、これを受けた米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となりました。
また、バーナンキ議長の後任にサマーズもと財務長官が有力とのうわさも早期の金融緩和解除への思惑を強くし、ドルの上昇要因になったとの指摘もあります。

テクニカルで見ると、相場は東京朝方に底打ちし反転していますが、この動きは平均足が連続陰線から転換したことで明確に示されています。
平均足は、その後一貫して陽線を続けており、NYの終りにかけて陽線と陰線が入り乱れるところで相場の方向感がなくなったことが分かります。

パラボリックに転換は、この反転にかなり遅れて出ていますが、パラボリックに先駆けてMACDが買い転換しており、MACDの先行性が示されたものといえそうです。

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