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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/4/24のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、エンベロープ(25SMA±0.3%・0.5%)、MACDを表示しています。

昨日のユーロは、政局不安で売り込まれていたオランダ国債が下げ止まりを見せ、欧州株式市場も堅調な寄り付きとなったために、リスク・オフの巻き返しとなりユーロが買い戻される展開となりました。
しかし、その後は手掛かり材料に欠く環境となり、株価も伸び悩みとなったために上値は限定されたものとなりました(A)

NY時間に入ると、メルシュ・ルクセンブルグ中銀総裁が「IMFはEUのインフレ見通しに楽観的過ぎる。」と発言したことで、ECBによる利上げへの思惑が強まったことを受けてユーロが急騰する展開となりました(B)
この動きで0.5%乖離のエンベロープ・アッパーラインまで到達しています。

MACDを見ると、ユーロ買いのサインは一昨日のNY時間に既に出ており、その後は一貫してユーロ買いを支持する動きとなっています。
もっとも、本日東京スタートでは転換する兆しを見せており、目先ユーロの上昇は一服ということかもしれません。

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