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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.5%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のアジア時間のドル/円は、上海株の続落を受けて、日経平均が下げに転じるなか、円が全般に買い戻される展開となりました。
月末・半期末に絡んだ円買いフローも相場を圧迫したとの指摘もあります。

海外時間になると、97円半ばを中心とした方向感のない動きとなり、97円後半での引けとなりました。
コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁のハト派発言や、米1-3月期国内総生産確定値が予想外に下方修正されたことを受けて米国債券利回りが低下し、これがドル売り要因となったものの、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)による資産購入の早期縮小観測が弱まったことを受けた株高が円売り要因となり、方向感のない展開が続いています。

テクニカルで見ても、0.5%乖離にエンベロープの中に収まっており、明確な方向性は見えません。
また、0.5%乖離の範囲であれば、通常のボラティリティーであり、相場に大きなエネルギーを感じるものとはいえません。

DMIを見ても、ADXが低下を続けており、トレンドが出ていないことが確認できます。
また、+DIと-DIが交錯しており、方向性がないことも示しています。

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