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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/21のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表MACDを表示しています。

先週のドル/円は、ドルが一貫して値を戻す展開となり、5日間連続の陽線となっています。
バーナンキFRB議長が「FOMCは現在、年内に、長期債買入れペースを減額することが適切であると予想しており、経済指標が現在の経済見通しと整合的であれば、来年前半まで慎重な手順で買入れ減額を続け、来年年央頃には終了するだろう」と発言したことがドル上昇につながったとの指摘もあります。

もっとも、先々週までの急激な調整に対する反動という点もあり、ここから一段のドル上昇を見込めるのか慎重に判断すべきところでしょう。

テクニカルでは、一目均衡表の先行スパンの雲にまで価格が戻っており、この厚い雲が上値抵抗となるのか、雲の中での取引に移行するのか見極めたいところです(A)

MACDを見ると、5月23日に陰転して以来の陽転となっており、103円台の高値から93円台の安値までの調整が終了した可能性を示唆しています(B)

今後、再び100円を試しに行けるのか、当面93円~98円水準でのレンジ取引に移行するのか、マーケットは判断に迷いながら神経質な動きを続けるのかもしれません。

提供: FXトレーディングシステムズ
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