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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/6/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円相場は、ほぼ一貫してドルが買い戻され、95円台を回復しました。

東京朝方から、本邦輸入企業のドル買いが見られ、じりじりとドルは上昇し、欧州時間スタートには95円台を回復しました(A)
しかし、この間のDMIを見ると、ADXが下落を続けていることが分かります(A’)
これは、この間のドル上昇は一昨日の終わりにかけて起こった調整局面の延長であり、積極的なドルの上昇ではなかったことが示唆されています。

もっとも、欧州後もドルは上昇し、NY時間には95円76銭の高値を付けています(B)
今度はADXも上昇に転じており、この上昇はトレンドを作った力強いものであったといえそうです(B’)

その後、NYの午後に米長期金利が低下したことや戻り売りに押され95円ちょうど水準まで値を下げる展開となりました。
本日のバーナンキFRB議長の会見を控え、一気に上値追いをするほどの勢いはなかったものと考えられます。

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