2013/5/20のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
[拡大画像はこちら] |
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 週明け東京市場のドル/円は、19日に甘利明経済再生担当相が、NHKの番組で、過度の円高是正が進んできたことを指摘する一方、政府として一段の円安が進んだ場合のマイナス影響を注視する姿勢を示したことを嫌気して、先週末の終値から大きく値を下げて始まりました。 MACDをみても、昨日の朝方の陰転して以降、一貫して売りサインを出し続けており、相場が軟調なことを裏付けています(B)。 海外市場に入っても、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が今週の議会証言で債券買い入れプログラムの縮小を示唆するとの観測がやや後退し、ドルがユーロと円に対して下落し、ドル/円も102円前半まで軟化しています。 現状レジスタンスラインCに上値を抑えられており、短期的にはこのレジスタンスを上抜けるかどうか、その後は窓のあいた103円前半を抜けていかれるかどうかが、ドル上昇のカギとなりそうです。 提供: FXトレーディングシステムズ |