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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/4/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%、0.5%)、RSIを表示しています。

昨日のドル/円は朝方一時99円77銭を付けましたが、その直後に短期筋による利益確定売りが入ったことや、99円半ばで輸出の売りが出たことを受け99円前半まで下落。
その後は、株高を好感して底堅さを維持したものの、再度100円をトライするエネルギーを見出せず、横這いの動きとなりました。

IMM通貨先物では、4月16日時点の円のネット売り持ち高は1兆1676億円と、前週の9712億円から拡大し、円の売り持ちとしては、2013年3月12日以来の高水準となっているため、上昇が止まるとすぐに利益確定の円買い戻しが出やすくなっており、簡単には100円を突破していけない状況となっているようです。

テクニカルで見ても、昨日は朝方こそ0.5%乖離のエンベロープまで上昇したものの、その後は0.3%乖離のエンベロープに抑えられており、下値に至っては0.3%乖離することもなく、動きが小さくなってきていることが分かります。

また、RSIを見ても50を挟んだ中立の動きとなっており、方向性を見出すことが出来ません。

26日の日銀金融政策決定会合と第1・四半期の米国内総生産(GDP)速報値、5月2日のECB理事会と大きなイベントが控えており、これらを通過するまで値動きは比較的抑制され続けるという見方が強まっています。

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