TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2013/3/25のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2013/3/25のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日の東京市場のドル/円は、朝方キプロスのアナスタシアディス大統領と欧州連合(EU)が支援策の大枠案で合意したとの報道を受け、ユーロ/円が急伸したことにツレ高となり94円93銭まで上昇しました。
しかし、午後にかけて商いは低調となり、94円台後半でこう着状態が続きました。

海外時間に入ると、ダイセルブルーム・ユーロ圏財務相会合議長が「キプロス支援下での銀行のリストラ計画が今後のユーロ銀行危機の解決でのモデルとなる」と発言したことが投資家の警戒感につながり、リスク回避の円買いが加速しました。

その流れで、94円を割り込むと損切りのドル売りを巻き込み、ボリンジャーバンドの下方ブレイクアウトとバンドウォークを伴い、93円54銭まで下落しています(A)

その後はポジション調整から94円台を回復して引けています。

しかし、DMIを見るとADXが急上昇し、昨日のドル下落が強いトレンドを作り出していることが分かり、その流れが本日も続くのかどうかを見極める必要があるでしょう(B)

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ