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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/3/26のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。

昨日のユーロ/ドルは、キプロス支援策での銀行預金課税が今後のユーロ圏の対応のひな形になるかについて、懸念が払しょくされていないことから、1.28ドル台で方向性のない動きが続きました。
海外時間では、預金保険対象外の10万ユーロ超の預金についてベイルイン(破綻処理手段)が適用される案を欧州委員会が提案したとの話題を嫌気しユーロ売りが加速、1.2828ドルまで下落しましたが、オプションバリアーの防戦買いに下げ止まり、その後、1.2890ドルへ反発する動きとなりました。
この動きで、ボリンジャーバンドを上下ともに突き抜ける動きがありましたが、ともに一過性でバンドウォークには繋がりませんでした。

ボリンジャーバンドは週初の急落によるバンドの拡大後、バンド幅を縮小し、昨日は縮小したまま横ばいとなっており、これは次の大きな動きの前触れに見えます。
ただし、現状では一方向への動きは観測できず、次の動き待ちというところでしょう。

RSIを見ても中立水準で推移しており、方向性を見出せません。

ユーロ情勢の先行きを見極めたいというところなのでしょう。

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