2013/2/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、アジア株式市場の下落や商品市況の悪化などをうけてリスク回避への思惑が強まり、終始軟調な展開となりました(A)。
ただし、アジア時間ではボリンジャーバンドが下値抵抗となり、93円30銭レベルが底堅いイメージとなっていました。
欧州時間に入ると、ドイツの景況感指標が予想よりも弱い数字で発表され、ユーロが軟化傾向を徐々に強めることとなり、また欧州の景況感指標も悪化した内容での発表になると、リスク回避の流れが一気に強まり円買いの動きが活発化しました。
この流れで、ボリンジャーバンドを下抜けてしまい、バンドウォークが起き、92円77銭まで下落してしまいました(B)。
NY時間反発し93円台を回復する局面もありましたが、上値の重い流れは継続しており、92円台に押し戻されて引けています。
ただし、DMIを見るとADXに大きな上昇は見られておらず、トレンドが発生していないことを示唆しているため、現状の下落は、これまでの上昇に対する調整の流れである可能性が高いといえそうです(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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