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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/2/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、週末のG20財務相・中央銀行総裁会議の声明で日本の政策が名指しで批判される事態が回避されたことや、安倍首相が参院予算委員会で、デフレ脱却への金融緩和手段をめぐり「外債を購入するという考え方もある」と述べたことなどを受け、朝方の安値93円60銭付近から短期筋のドル買い・円売りが進み、一時94円20銭付近まで上昇しました。
しかし、その後は上昇モメンタムを弱め94円近辺でのもみ合いとなり、東京午後には93円台に押し戻される展開となりました。

海外市場でも93円後半での小動きが続いています。

昨日は米国市場がプレジデンツデーため休場となっており、これも相場を膠着させる要因となったといえます。

テクニカルで見ても、昨日はボリンジャーバンドの中での動きに終始し、そのボリンジャーバンドもバンドの幅を急速に縮めてきているところに相場の膠着感が見てとれます。

また、DMIでもADXが低下し、低水準で推移していることから、現状一方向への勢いを失っていることが分かります。

提供: FXトレーディングシステムズ
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